昭和45年03月25日 夜の御理解



 今日の御理解を頂いておって、「おかげを軽う見な、軽う見たらおかげはなし」というように、頂くんですが、今日はそのことに取り組ませて頂きますと、もう本当におかげと気付かないで、おかげを頂いておることの多いのに驚きますですね。もう本当に目に見えるおかげより目に見えぬおかげの方が多いと仰る。本当にもう今まで目に見えておって気がつかなかったといったようなおかげが多いのに驚きますですね。
 まあ厳密にまあ言ったらもっとっとあることでございましょうけれどもね。今日は文男さんがお礼を申しておりましたが、こちらへ来がけにスピード違反で捕まって、6千円取られたとこういうわけで。もう必ず25日か、十三日会の時に来る時か、いつもスピード違反何かで捕まるのがですね。それをですね、おかげを頂いたなと、私も言え自分もそれをやはりおかげと実感しておるということね。
 私はね、「はあ、あれもおかげじゃった、これもおかげじゃった」というふうにいつもは、形に現れておるおかげもそうですけれども、本当言うたら、いわばおかげを落としたとか、おかげではなくて、返っておかげを落として、そのマイナスの方にしか見ないところをですね、私もそれをおかげ頂いたと実感さしてもらうし、また、お礼を申しておる文男さん自身もそれでおかげ頂いたと、頂いておる。
 それがしかも、いつも13日か、25日の研修会か十三日会におひき寄せ頂いておる時にそれがあるというところにです、もういよいよそれをおかげと、やはり実感せにゃおられんわけですよね。私もおかげと実感する。ね。文男さんもやはりおかげと思うておる、ようでございますがね。そう言う事にまでですね。
 本当におかげと思えれるということ。おかげをおかげと。気付かないであると言う事がおかげの受けられないもと。それはまあそれを厳密に言うと色々なお話になりましょうけれどもです、本当にやはり痛い痒い困った、損したと言った様な事の中にも、おかげを頂いたというお礼がいることを、私どもは分からしてもらわなきゃならんと思うですね。
   どうぞ。